From:桜井啓太
恵比寿東口のスタバより
とある保護者より、電話で相談をいただきました。
知らない間に子どもが遅刻していた
中学2年男子(一人っ子)
私が把握していないところで子どもが学校に遅刻していました。(通信簿で知りました)
その日は余裕を持って出たはずなのですが、なぜか出席確認のあとに登校したようです。
家から学校へはたったの5分。
おそらく、少し遠くの友達の家に寄ってから学校へ行っているのだと思います。
遅刻だったことを本人に聞いてみても「心当たりがない」と言っていました。
後日学校の先生に確認したところ「実は間に合ってない」ということが分かったんです。
子どもに何か言ったほうがいいでしょうか?
僕は高校のとき遅刻魔でひと学期で遅刻40回以上…
罰として常に一番前の席でした。
そんな僕でもちゃんと生きているので大丈夫…
という冗談はさておき。
母親からの注意は無意味?
たぶん本人は遅刻したことを「ちゃんと認識して」います。
その友だちを待っていて、一緒に遅刻してしまったのでしょう。
こういうときは母親から注意をしても、聞く耳を持ちません。
正直に遅刻したことを告白してもうるさく言われるに決まっているという思いから、ごまかしているからです。
もう少し様子を…
この子は、今まで遅刻したことはありません。
遅刻をしたのは、ここ1ヶ月ほどでたまたま2回だけだそうです。
基本的には遅刻をしない子のはずなのでしばらくは様子を見るだけが正解です。
先生から言いましょう
ただし、高校受験を考えると遅刻回数はこれ以上増やしたくないです。
こういうときは、親ではなく僕の方から
「受験を考えてこれ以上遅刻を増やさないように」
と伝えるようにしています。
親から言われると「いつもうるさいな」と思われてしまいます。
第三者である先生の客観的な意見のほうが、子どもも素直に
「はい、わかりました」
と言いやすいものです。
塾の先生を「親の代理人」にして代わりに言いたいことを言ってもらうと、親子関係が悪化しないですよ。