From:桜井啓太
恵比寿の自宅より
スマホは子どもが遊ぶ道具…
というばかりではありません。
勉強に役立つアプリも
たくさんあります。
中でもスタディサプリは
なかなか優秀です。
ある程度自習ができる子どもなら、
予備校に行かずとも
知識はこれで手に入ります。
費用も安いです。
月980円から利用できますしね。
そのスタディサプリが
提供するテストが、
公式に高校で
使われる可能性があるようです。
https://resemom.jp/article/2019/01/08/48467.html
センター試験が変わるのが話題ですが、
他にも色んな取り組みがあります。
中でも大きいと思うのが
学力チェックを外部テストで
やるという変更です。
それを
「高校生のための学びの基礎診断」
といいます。
これには民間のテストが使われます。
スタディサプリも
その中の一つというわけです。
もちろん今でも
模試や実力テストはあります。
しかし、どうも使いにくいんですよね。
レベルが一律だから、
できない子は30点くらいしか
取れないこともあります。
問題の分析をしようにも、
単に「わかっていないから」
ということしか分かりません。
めちゃくちゃ細かく、どの単元が
どれくらいできないのかを見ないと
指導に活かすことはできないのです。
例えば数学でいうと…
小学校の小数分数が分かっていないと、
1次方程式なんて解けるわけがないです。
計算の途中で、
どうしても出てくるものだからです。
数学ができない子どもがいるとして、
「数学に原因がない」
ということだってあるのです。
つまりは算数の頃の
小数・分数ができないということだって
十分ありえます。
小数・分数ができない中高生って
意外と多いですよ。
それなのに
どれだけ数学の補習を受けさせても
まったくの無駄。
塾代の無駄遣いといえるでしょう。
極端な話、
九九ができない子どもは
その後ずっと算数数学ができません。
問題は九九なのですから、
中学生だろうと
高校生だろうと、
九九のやり直しを
させないといけないのです。
僕の考えでは、
英語と数学が苦手な子どもは、
まず
「前にやったことができるかどうか」
を確認しないといけません。
それで根本の原因を特定し、
そこをやり直すことができれば、
9割がた成績は上がります。
だから、
今までのざっくり実力テストと比べて、
細かくチェックできるであろう
ウェブ型のテスト導入は大賛成です。
ぜひ
定期的に子どもの状態をチェックして、
無駄のないところに
授業料をかけてあげてください。