まわりはバカばっかり?

From:桜井啓太
恵比寿の自宅より

このメルマガを読んでいるあなたは、かなり意識が高いです。

貴重な土日の休みを使い、セミナーに参加している。それに加えてメルマガまで登録してしまう。

おそらく、毎日の生活で精一杯のはずです。にもかかわらず、新たなことを勉強しようとして自ら行動している。

これはお世辞でもなんでもありません。本当にあなたは、向上心が高くて素晴らしい人だと僕は感じています。

でも、ちょっと待ってください。

そんな、がんばるあなただからこそ、ハマってしまう罠があることをご存知でしょうか?

その罠とは…

意識が高すぎることです。

世の中の人は、大半が「意識の低い」人たちです。あなたが例外なのです。彼ら休日は家でゴロゴロしていたい。家族に突っつかれたから仕方なく出かけているだけ。

勉強なんてもちろんしない。会社から言われて、やらないと給料が上がらないという理由で仕方なく勉強します。家に帰れば動画をずっと見ていたいし、できればなんにもしたくない。

あなたが、例外なのです。

これは僕だけが考えていることではありません。ご覧のように、このメルマガの最初に本の画像をつけました。

タイトルは「ちょいバカ戦略…意識低い系マーケティングのすすめ」。

彼らは、あなたと違って意識が低いのです。小難しいことを教えてあげようとしても、誰もあなたの言うことに興味なんてありません。

だから、あなたがハマってしまう罠があります。それは、「彼らからうざがられること」。

相手のためにと思っていろいろ教えてあげようとしても、彼らからしたら余計なお世話なのです。確かにあなたのやっていること、言っていることはレベルが高いかもしれないけど、さっぱり理解できません。

そんなあなたが、彼らはうざったく感じているのです。

あなたの考えることを人に伝えようとするならば、「相手に合わせてレベルを下げる」必要があります。彼らに与える情報は、できる限りやさしいものでなければいけない。できる限り噛み砕いてあげなくてはいけない。

そんな彼らに合わせたメッセージを発信している企業が、いま現在もうかっている企業だとこの本に書いてありました。

彼らを見下せ、ということではありません。彼らはあなたとは違うというだけです。

ちょっとしたことでも、投げかけるメッセージを少し工夫してみるだけで、驚くほど効果を感じられるはずです。よかったら試してみてはいかがでしょうか。

PS
画像の本は、現代人の心理を探るのにとても参考になりますよ。

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