ムダが多い選挙運動

From:桜井啓太
恵比寿(渋谷区)より

あなたの住んでいる街は、選挙ありますか?

僕が住んでいる渋谷区では、明日日曜が投票日です。

街宣カーや街頭演説などで、毎日毎晩候補者が選挙運動をしています。これ、ちょっとうるさいな、って思うときもありますよね。

必死で頑張っている候補者には悪いんですが、僕は「なんて無駄なことをしているんだろう」と思ってしまいます。

いや、正確には無駄ではないのかもしれません。ザイオンス効果というものもありますし、やらないよりはやったほうがいいかもしれない。

でも僕は、もうちょっと効率の良い方法をやればいいのに、とどうしても考えてしまうんです。

だとしたら、効率の良い選挙運動とは何か?

あなたはどう考えますか?

もちろん、法律がありますので何でも好きにやれるわけではありません。それでも僕は、「マーケティングの力を使えたらすごい効果が出るのに」と妄想してしまうんです。

というか僕は、何でもマーケティングの力で解決すると思っています。

売上が増えない?
それならマーケティングです。

人が採用できない?
それこそマーケティングです。

政治家になりたい?
やっぱり、マーケティングです。

先日のセミナーで、

  • マーケット
  • メッセージ
  • メディア

この3つがマーケティングで大切だとお伝えしました。

言い換えると

  • 適切な場所や方法で
  • 適切な相手に
  • 適切な言葉を伝える。

これだけ突き詰めていけば、モノは売れる。人間関係ならよい方向に動く。選挙なら、当選します。

だとすれば、いろいろ考えようが出てきます。

朝通勤している駅前が適切な場所だとは思いません。出勤時刻に間に合うかどうか必死なときに、がなり立てられても聞く気がないからです。チラシ配りの人が邪魔だったりもします。

あと国の財政とかあんまり興味ありません。それより、来月の自分の給料のほうが心配です。

候補者である自分に絶対に投票しないような層もいるでしょう。考え方が違うのだからそういうこともあります。

では自分に投票しそうな人がいる場所はどこか?そればっかり考えたほうがいいでしょう。

こんなことを考えながら、昨日の朝、恵比寿駅を歩いていました。

いつか法律が変わったら、政治家の参謀でもやってみたいな。

PS
オバマ元大統領には、マーシャル・ガンツという選挙参謀がいたことを知っていますか?