渡辺直美も謝罪

From:桜井啓太
恵比寿の自宅より

山口達也
純烈(の友井雄亮)
浦田直也

彼らは、不祥事を起こして芸能界を追われた人たちです。有罪なのかどうかはわかりませんが、被害者がいます。

しかも、謝罪の仕方がまずかったようにも思います。みんな後手後手で、あとから新しい事実が判明したりもしていました。

謝罪会見の態度や発言もどうなの?みたいに言われていましたよね。

実は昨日、渡辺直美も不祥事で謝罪していたんです。ニュース見ましたか?

ただし、彼女はけが人なしの接触事故。さらにすごいことに、「第一報が自分のブログ」ということです。

つまり後手後手の正反対。先制攻撃です。マスコミが嗅ぎつけて記事にする前に、自ら報告していました。なんとマスコミ泣かせのやり方でしょうか。

実際、いまTwitterを検索してみたのですが、まるで炎上していないです。ビヨンセのものまねの話とか、体の大きさに関するツイート。もしくはテレビ出演の話ばかりでした。

もちろん事件の大きさの違いはあるでしょうが、誰も渡辺直美を叩いていないのです。

単なる接触事故とは言え、炎上する可能性はありますよ。その後の対応とかで大きく結果は変わります。古くは稲垣吾郎が燃えていましたし。

でも渡辺直美さんは今回、芸能人としては何の影響もなさそうです。

何がこの違いを生んだのでしょうか?

それは、間違いがあれば素直に認め、謝罪し、対処する。この姿勢が持てるかどうかだと僕は思います。

自分を完璧に見せよう。少しでも現実より良く見せよう。そう思った人が行うのは、基本的に「隠蔽」です。

ですが隠蔽するためには、他の嘘もつかなくてはなりません。責任を放棄して逃亡しなければいけないですし、その過程で誰かを再度傷つけてしまうこともあります。

完璧であるというのが人間の本質であるとは、僕はどうにも思えません。本質でいうと、人間はミスをするもの。完璧ではないし、苦手もある。闇も抱えているし、(あえて言うなら)クズみたいな側面もあるものです。

開き直って迷惑をかけまくってもいい、ということではないですよ。でもいったん失敗をしてしまったのなら、素直に認めて謝る。自分の欠点だとして、きちんと説明したほうがいい。

その方が人間らしいし、親近感もわきます。

僕が次に大きなミスをしたら…

できるだけ動転せず、冷静に認めていこうと思います。いきなりはできないので、日頃の小さなことから、ですよね。