From:桜井啓太
横浜のルノアールより
ネットで税務申告できるようにしたくて、先日マイナンバーカード取得の手続きをしました。
ところでマイナンバーカードってお持ちですか?
どうやら国民の13%しか持ってないみたいなんです。
https://www.asahi.com/articles/ASM7F3TKPM7FUUPI002.html
国としてはもっと使ってほしいみたいで、100億円かけてWebサイトを整備したのだとか。
それなのに、利用率は想定の0.02%。
全然使ってもらえていないんです。
まあ受注先の所得にはなっているのでお金の無駄だと言うつもりはありません。しかしそれにしても担当者はマーケティングのセンスがなさすぎです。
やる気満々でWebサイトをつくったのに、まったく使えてもらえない。
こんなに悲しいことはありません。昔東京プリンという歌手が「携帯哀歌」という歌を出していました。
やる気満々で携帯電話を買ったのだが、誰からもかかってこない。
やっと電話きた!と思って出てみたが、「もしもし?」僕じゃない。
また電話が鳴ってすぐに出てみたが、「もしもし?」すぐ切れた。
そんな歌です。最後には「携帯なんてもたなきゃ良かった」という始末。
なんかこれに似た哀愁を感じました。
Webサイトをつくることと、見てもらうようにすることは全く異なるスキルが必要だと言えるでしょう。
特に今ではWebサイトなんて星の数ほどあるんです。見てもらおうという努力をしなければ、誰も見てくれない。あなたに興味がないんじゃなくて、単に「存在を知らない」からです。
ではどうしたら見てもらえるようになるのか?
- とにかく更新する
- 読んでもらえるようなコンテンツを書く
- 広告をかける
これらが必要です。
この中で言うとすぐにできるのが「とにかく更新する」。
ブログなら、400文字くらいでいいからとにかく毎日更新することです。
1つ1つの読者数は少なくても、チリも積もれば何とやらって感じです。積み重ねはすごく大事。
逆に言えば、見てもらえる努力をしないのなら、今すぐWebサイトを消したってかまいません。その方がサーバー代とか浮くでしょう。
あなたが100億円(分の手間)をかけるころには、あなたのサイトは国民の0.02%に見てもらえるようになるでしょうか。
意外と「これだからお役所仕事は」とバカにできないのかもしれません。