From:桜井啓太
横浜の実家より
小泉進次郎&滝川クリステル。
昨日ニュースを見てびっくりしましたよね。
どちらも大物といってふさわしい人物です。その二人が結婚。しかもマスコミには事前にまったく漏れていないという…
いずれにせよ、めでたいですよね。
小泉進次郎氏といえば、父は純一郎。そして将来の首相候補として期待されています。
そんな彼の政治家としての強みはどこにあると思いますか?
僕は、演説だと思います。
まさに父譲り。父の純一郎氏も、郵政解散などで有名です。
ぶっちゃけ、僕は政治家の資質は演説とかカリスマ性だと思います。
僕は大学時代英語ディベートをやっていました。もちろん論理とか証拠資料があるかどうかも大切です。
ですが最後の最後、迷ったときに票を入れるのは、もっと感情的なところ。「この人だったら任せられるかな」という、直感に近い部分が大切だと思います。
そのためには、言っている内容よりも、いわゆる演説の上手さの影響力のほうが大きい。というか、聞いている国民からすれば内容の精査ってできないじゃないですか。
人は感情でモノを買い、論理で正当化する。
これはマーケティングの原理原則の一つです。人間が何か決断をするときは、常に感情が先行するのです。
確かに、後から論理的に考え直すこともあります。でも買うか買わないかを考えるはじめるきっかけとしては感情のほうが力が強いです。
これを理解すると、人を説得するとき、とくにセールスの場面で言うべきことが決まってくるはずです。
どれだけ論理的に商品サービスの説明をしても、売れないものは売れないんですよね。
相手がどういう感情を持っていて、それをどういう感情に変えたいのか。感情「だけ」に着目することで、やるべきことが見えてきます。
そのために、少しでもあなたのクライアントの感情を理解してあげてください。出発点は、いつもそこです。
僕はとにかく、進次郎氏のプロポーズの言葉が全文知りたい(笑)
PS
例えばこの演説がYouTubeで人気です。
この演説、中身はあってないようなものです。進次郎氏がどんな感情に訴えかけようとしているのか、考えてみてもおもしろいです。