From:桜井啓太
横浜の自宅より
ルマンドってお菓子知ってますか?
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ルマンドは13本入りでした。でも12本になるそうなんです。値段が変わらないのなら、実質的な値上げですね。
理由としては原材料や燃料費などのコスト増だそうです。
でも僕はちょっと違うと思います。
もちろんコスト増というのは理由の一つにあると思います。でもそれより大きいのは、消費増税ではないでしょうか。
このままだと10月1日に、否応なしに税込みの値段が上がります。その瞬間、普通は売上が下がりますよね。
ですが見た目分かりやすい値段と比べて、ルマンドの本数を減らすのはなかなか気づかれにくいです。まあニュースになっちゃってますけど。
税込108円が110円になると1.8%の値上げということになります。
でも中身が13本が12本は、8%減です。仮にこのまま10月1日を迎えて値段を据え置きにしたとしても、十分採算がとれますよね。
こんな感じで、値上げではなく内容量減で対応するというのは、食品業界ではすでにけっこう行われています。
他にはカルビーのポテチの量や、セブンイレブンの弁当などの量が減っているということが話題になっています。
このように売り手側がかなり気を使う値上げ。まあ今回は消費税のせいですけど、たまには値上げしなくてはいけないタイミングがやってきます。
あなたは、あなたの商品サービスを値上げするとしたら、自信を持ってやれますか?
お客さんに値上げを伝えることを想像してみてください。
身の毛もよだつほど恐ろしいかもしれません(笑)
契約を打ち切られるんじゃないか。客数が減るんじゃないか。そして手取りが少なくなってしまうんじゃないかだろうか…
でも逆に、多少の値上げくらいじゃついてきてくれるお客さんも想像してみてください。
僕たちは客数で勝負しているわけではありません。個人レベルのビジネスならば、あなた自身の収益がどう変わるかが問題のはずです。
たとえ、少しくらいお客さんが離れたとしても、トータルで収益が増えたとしたらどうでしょうか?
最悪、プラマイゼロで済むとしても朗報ですよね。なぜなら、ビジネスによってはあなたの自由な時間が増えるからです。
その時間を、さらに集客に使ってもいいですし、スキルを高めることに使っても良い。
大企業ならどうでもいいでしょうが、限られた時間の中でビジネスをやっている僕たちだからこそのメリットですね。
消費税便乗値上げと思われたら悲しいですが、どこかタイミングを見計らって値上げする戦略を考えてみてもいいかもしれないですよ。