From:桜井啓太
五反田の体育館より
バスケをしました。高校の体育以来だと思います。
昼働いている会社は、部活を推奨しています。バスケ部の他にも、野球、バイク、フットサルなど、様々な部活があります。会社から補助が出るんですよね。
で昨日、同僚に強く誘われてしまったのでバスケ部に出てきました。
いやー、疲れました。20年ぶりですから。
少し前まではランニングを趣味にしていたんですが、最近はやっていない。いわばココ数年で一番体力がないのが今です。
最初は技術的なことを心配していました。シュートが入らなかったらどうしようとか、ドリブル上手くできるかなとか。守備ってどうやるんだろうとも悩みました。
しかし残念!
技術的なことはまったくどうでもよかったです。
走り回るうちに、足腰より先に脳がやられてきました。圧倒的な酸素不足…。疲れより先に、頭痛とめまいがやってきます。目もチカチカしてました。
2試合目は休みをもらって寝っ転がっていました。まるで病人だあ…
それから突き指をしてしまったりとか(今タイピングしている左手が激痛)、思うように身体をコントロールできなくて転んだりしました。3回くらい転んだと思います。
やったことないものをやるのって、とんでもなく身体に負担がかかるものです。
そこで同僚の一言。
「これで身体が慣れたでしょうから、来週もお願いしますね」
いやいやいや、1回で慣れるかー!
と、最初はありえないと思いました。でも何をやるにしたって、最初の1回がいちばん大変なのは同じです。
ずっとやっていないことを、いきなりやる。勝手がわからないから上手くできないし、筋肉痛にもなる。
でも、その最初の1回をやらないことには、何をやるにしても高みにはいけません。
ビジネスでいうと、それはやっぱり立ち上げ時期にあたります。最初は実績もないしスキルもない。実績がないから仕事がとれない。仕事がないから実績をつくれない。
以下、無限ループのように感じることだってあります。
しかし、そこを乗り越えた人だけがそのビジネスで食っていけるところまで到達できます。最初の苦労は、必要・不可避の経験ということですね。
僕はめげずに来週もバスケ行ってきます。
突き指がそれまでに治っているといいな…